ティファニー!世界のスタンダードを作り続ける青の使者!ハイジュエラーの代名詞!part2
かなりお久しぶりになってしまいました。
Blue Net Jewelryの青柳です。
前回に引き続き「ティファニーの歴史・魅力」について時系列で書いていきたいと思います。
1851年、銀製品が注目されだしたというところまで前回で書きましたね。
ではそれ以降のティファニーのトピックスに触れていきますね。
★チャールズが経営権を買い取る★
設立から16年後の1853年にチャールズが共同経営者から経営権や所持する宝石も買取り、会社の全権を握りました。
このタイミングで社名を今の「Tiffany & Co.」に改称し、ブロードウェイ5番街に移転しました。
本店の前にアトラスクロックが設置されたのもちょうどこのタイミングになります。
出典 flickr
なかなかインパクトのある時計ですね。
ギリシャ神話の巨人「アトラース」に支えられた大時計です。
そしてチャールズが実権を握ったことで、ティファニーの躍進はさらに加速します。
★イエローダイヤの概念を覆したティファニーダイヤモンド★
1877年、著名な鉱物学者のジョージ・フレデリック・クンツ博士がティファニーに参加します。
そして同年、南アフリカのキンバリー鉱山で287.42カラットのイエロー・ダイヤモンドの原石が発見されました。
どこまでも透きとおり、くっきりと濃いカナリーイエローはこの世のすべての輝きを閉じ込めたような、艶やかな黄色のきらめきだったそうです。
その原石は翌年にチャールズ・ルイス・ティファニーによりパリで18,000ドルで購入され、クンツ博士の指揮のもと、128.54カラットのクッションブリリアントに、カットされたのです。
これが、かの有名な 「ティファニーダイヤモンド」です。
ため息が出るほどの輝きを放つ伝説的ジュエリー「ティファニー ダイヤモンド」は、 ティファニーが所有する世界最大級のファンシー イエロー ダイヤモンドです。
そのあまりの美しさは、黄色がかったダイヤモンドは低品質というこれまでの既成概念を完全に打ち砕くものでイエローダイヤの価値が再評価され、まさに伝説の石となったのです。
このジュエリーを常設しているニューヨーク五番街のティファニー本店のメインフロアは、 「ティファニー ダイヤモンド」を一目見ようと、 いつも多くの人でにぎわっています。
一度は本店に足を運んで、本場の雰囲気の中で飾られている「ティファニー ダイヤモンド」を見てみたいものですね。
これまで「ティファニーダイヤモンド」は4度、ジュエリーとしての形を変えています。
1度目はティファニー主催の舞踏会のホストだったシェルドン・ホワイトハウス夫人が身に着けました。
2度目はみなさんご存知、「ティファニーで朝食を」でオードリー・ヘップバーンが着用したネックレスです。(下記写真1・2枚目)
ジーン・シュランバーゼーのデザインで「リボン ロゼット ネックレス」といいます。
首周りにフィットするように考え抜かれたデザインで、パッと見ただけで豪華さが伝わりますね。
出典https://www.fashion-press.net/news/gallery/3993/62806
出典https://www.fashion-press.net/news/gallery/3993/62806
そして3つ目は、1987年に亡くなったジーン・シュランバーゼーのデザイン画を元に1995年制作されたジュエリーです。
自然の神秘を魅惑的で美しいジュエリーで表現した「ジーン・シュランバーゼー」は今もなお世界中のジュエリー愛好家から絶大な支持を得ていますね。
黄金の鳥をあしらったブローチは永遠の名作となっています。
出典http://www.brandpark.jp/info/e237.html
そして現在「ティファニーダイヤモンド」は、このホワイト・ダイヤモンドのネックレスにセッティングされています。
出典https://www.fashion-press.net/news/26927
制作に1年あまりを要し、熟練した職人たちがダイヤモンドを1石ずつ丁寧に手作業でカットし、モダンで流れるようなデザインにセットしました。
このネックレスは2016年に、ティファニー銀座本店 3 階ギャラリースペースで展示されたことでも大変有名になりましたね。
このようにティファニーの歴史を支え、ブランドのアイコンになったイエローダイヤ。
2010年には、「イエロー・ダイヤモンド・コレクション」の発売を発表しました。
出典http://img.25ans.jp/var/25ansjp/storage/images/fashion/brand
宝石鑑定士によって選りすぐられた、完璧な美しさと希少性を兼ね備えた最高級品質のファンシー・イエローのダイヤモンドをセッティングした指輪やネックレスなどのジュエリーが、店頭で販売されることになりました。
このコレクションの大きな特徴は、「希少価値が高くステートメントジュエリーと思われてきたイエロー ダイヤモンドを、よりデイリーに楽しめるように提案された」ということです。
クッションカットやペアにオーバル、ハートなどさまざまなカットを楽しむことができるのもおすすめ。
カリスマ性にあふれたその魅惑で、唯一無二の存在感を放つこと間違いなしでしょう。
長くなってきたので今回もこの辺で終わらせていただきます。
「イエローダイヤコレクション」のようなジュエリーもBlue Net Jewelryに任せて頂ければ、お値打ち価格で手に入れることが可能です。
素敵なジュエリーを賢く買う!!
少しでも気になったお客様は是非Blue Net Jewelryのホームページをご覧ください。
お客様の理想通りのジュエリーをご提案させて頂きます。
ティファニー!世界のスタンダードを作り続ける青の使者!ハイジュエラーの代名詞!part1
久しぶりの更新となりました。
今回はハイジュエラーの中でも「現在のジュエリー業界の形を作ってきた」 と言っても過言ではない有名ブランド「TIFFANY&Co.」について書いていきたいと思います。
2016年現在、世界で一番有名なジュエリーブランドだと思います。
「女性がプレゼントされて一番嬉しいブランドジュエリー」そう言われる所以を細かく書いていきます。
ティファニーの歴史
ティファニーは、1837年にチャールズ・ルイス・ティファニーとジョン・B・ヤングの二人の共同でニューヨークのブロードウェイ259番地に文房具と装飾品の店「TIFFANY&YOUNG」としてオープンしました。
その時のブロードウェイの図です。
チャールズ・ルイス・ティファニーが父に10000ドルを借りて出店したと言われています。
意外なことに初めはジュエリーのショップではなく「文房具と装飾品の店」として店舗を構えたんですね。
文房具からジュエリーへ派生していく流れの想像がつきませんよね。
このころから新しいことにどんどん挑戦していく姿勢と、企業をより良い方向に進めていく先見の明があったのです。
そして意外にも初めは二人共同での設立だったんですね。(のちにチャールズが全権を握ります)。
ちなみにティファニー設立の1837年は偶然にもフランスで「HERMES エルメス」が設立された年と同じです。
★ティファニーブルーの誕生★
1845年、「TIFFANY,YOUNG&ELLIS」社として初のカタログを発行します。
このカタログは現在の「ブルー・ブック」として継承されています。
この頃からケースやパッケージに鮮やかな青色が使われるようになります。
このようにしてティファニーといえば「ティファニーブルー」という印象が生まれ、今でも継承されています。
ちなみに「ティファニーブルー」のブルーはどこから取られたのかというと、上の画像にもあるように「コマドリの卵」から取られたんです。
古くから青は、真実や高潔さのシンボルでもありました。
そこでブランド創設者のチャールズ・ルイス・ティファニーは、この青を自社製品に添えることを決意。
「ティファニーの品々はどれも気高くあらねばならない」という彼の信念に、こまどりの卵の色はぴったりだったのです。
★二月革命とティファニー★
1848年、ニューヨークから遠く離れたフランスで二月革命が起こります。
この出来事はティファニーが宝飾店として飛躍する大きなターニングポイントでした。
この時に二月革命から逃れたフランスの貴族や権力者達が宝石を現金に換え海外に逃亡すると踏んだチャールズ・ルイス・ティファニーはフランスに飛び、宝飾品を安くで買い付けました。
買い集めた宝飾品の中にはマリー・アントワネットやルイ15世の所持していた高価な宝石類もありました。
フランス王室からダイヤモンドの王冠を購入したチャールズは、「キング・オブ・ダイヤモンド」との賛辞を贈られたのでした。
まだ若いアメリカという国に初めてヨーロッパのダイヤモンドジュエリーを持ち込んだということは、アメリカにとって衝撃的なことだったのです。
ティファニーは、この取引でアメリカを代表する宝石商としての地位を確立しました。
社会の変化と同時にビジネスのスタイルを変えて、大成功したのです。
常に色んな世界に視野を広げ、様々なアプローチを仕掛けていくことが大事なんですね。
★シルバー製品へのこだわり★
1851年、ティファニーが製造を始めた銀製品に世界中が注目し始めます。
アメリカの企業として初めて「スターリングシルバー基準」を適用しました。
*スターリングシルバー・・・シルバーの含有率を92.5%にするというもの。
のちにアメリカ合衆国における公式な純度基準となります。
あまり知られていませんが、ティファニーはこれまで様々な銀製トロフィーをデザイン&作製してきています。
・全米オープンテニスの優勝トロフィー
・アメフト NFL の優勝トロフィー
・バスケ NBA の優勝トロフィー
・野球 WBCの優勝トロフィー
・サッカー Jリーグの優勝トロフィー
そうそうたるスポーツの優勝トロフィーを作製していたんですね。
http://www.brog.co.jp/95_1601.
ちなみに「ニューヨーク ヤンキースのロゴ」のデザインもティファニー社によるものです。
http://ro69.jp/blog/nakamura/36266
ちょっと長々となりましたので、とりあえず今日はこのへんで終わっておきます。
次回のpart2は、ティファニーのジュエリーについてもっとたくさん触れていきたいと思います。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
おやすみなさい。
世界遺産の下鴨神社と美味しいみたらし団子。
こんにちは。
今月前半の休みに行った、下鴨神社と名古屋の友人の結婚式、東福寺の紅葉の記事を遅れましたが書いていきます。
秋の雰囲気漂う今日この頃ですが、職場から近い下鴨神社に行ってまいりました。
大学時代から京都に縁があるので、参拝するのは6度目くらいでしょうか。
とりあえず正面の入りから境内までが長く、糺の森と呼ばれています。
東京ドーム約3個分の広さがあり国の史跡に登録されています。
この立派な入口を入るとようやく境内です。
門は鮮やかな朱色で、空は曇っていましたが綺麗に空に浮かび上がっていました。
境内はこんな感じです。
最後の写真は、御手洗社(みたらしのやしろ)から湧きだした清水の河です。
ちょっと緑色で抹茶感は否めませんが、この御手洗池から湧き出るアワを人の型にかたちどったのが「みたらし団子」で、ここが発祥の地とされています。
一通り参拝したので下鴨神社から徒歩5分もかからない場所にあるお茶屋さん「加茂みたらし茶屋」に行ってきました。
みたらし団子発祥の地に来たからには食べて帰らないとですね。
美味しかったです。
柔らかくて香ばしくて完食です。
京都に来られた方は是非行ってみてください。
この近くには鴨川と高野川の合流地点のデルタもありますし、近くの出町柳駅から叡山電車に乗って北に行けば八瀬や鞍馬、大原にも行けるので観光にはもってこいです。
その次の土曜日に友人の結婚式に呼ばれて行ってきました。
午前10時の新幹線で友人3人と早速ビール飲みながら向かいました(#^.^#)笑
名古屋駅からほろ酔いで20分ほどバスに揺られて危うく寝るところでしたが、とても素敵な雰囲気の会場でした。
門をくぐるとヨーロッパに来たかのような緩やかな時間が流れていて、ウェルカムドリンクのシャンパンを飲んでさらに上機嫌に。
チャペルでの神前式。
二人とも幸せそうで、新郎が入場しただけでなぜか会場から笑いが起きるような素敵な雰囲気で進んでいきましたね。
職業柄、無意識にリングとか見てしまいます。
新婦さんの薬指には素敵なゴールドのエンゲージ&マリッジリングが輝いていて、お二人の満点の笑顔も相まって、最高に幸せそうでした。
幸せもおすそ分けをしてもらい楽しくお祝いさせてもらいました。
本当におめでとう!!
披露宴から何度も泣いてしまった土曜日でした。
そして先週、東福寺に紅葉行きました。
僕の休みにしては、珍しいくらいの快晴!
紅葉も綺麗で人も多くて、秋の京都って感じです。
燃えるような紅葉と吸い込まれそうな快晴のコントラストが素晴らしかったです。
それにしても、京都には他にも有名な紅葉スポットや紅葉の綺麗な神社もあるにも関わらず東福寺もすごい人の数でしたね(;^ω^)
外人の方も多くて、みんなで列になって紅葉をぞろぞろ歩きながら見ました。
秋の京都を満喫して、東福寺から少し北へ向かい河原町通りに車を停めて花見小路通をぶらぶら。
花見小路通は、ほぼ祇園の中央を南北に横断して北は三条通 り、南は安井北門通りまでの全長1kmほどの路です。
昔ながらの茶屋街の雰囲気でいかにも京都。
その花見小路通にあの「エルメス(HERMES)」が期間限定で店を出したということで行ってきました。
店内は入場人数が決まっており、入り口でとりあえず待機。
中に入るとスカーフをメインに販売していて、2階はギャラリーが併設されており、繊細な柄のスカーフが並んでいました。
やっぱり良いものを見たり、身に着けたりすると身が引き締まって気分も上がります。
これはもちろんジュエリーでも一緒のことで、素敵なジュエリーを手に入れるために仕事も頑張れますし、身に着けるジュエリーに見合った人になるように日々努力して頑張れますね。
僕も毎日頑張ってより多くの人にBlue Net Jewelryを知ってもらって、たくさんの人に素敵なジュエリーを見に着けてほしいと思っています。
ではおやすみなさい。
オーダーメイドでジュエリーがお手元に届くまで。Part4
こんにちは。
そろそろ秋も深まってきて紅葉の季節ですね。
昨日は休みだったので東福寺の紅葉を見に行ってきました。
その模様はまたこのシリーズが終わったら書いていきますね。
それでは今日も今までの続きです。
1.ヒアリング
2.デザインの提案と決定
3.ジュエリー作製
4.完成、お渡し
の、最後の4.完成、お渡しの工程です。
ジュエリーのデザインや面談する頻度にもよりますが、平均すると初めのヒヤリングから2か月ほどでジュエリーをお届けすることが出来ます。
デザインが決定してからですと、お届けまで約1か月です。
ジュエリーの製作に取り掛かって、お渡しするまでの間、お客様はドキドキワクワクですね。
今日ちょうど、発注を受けていた友人のエンゲージ&マリッジリングが到着致しました。
早く2人にお渡ししたいです。
それでは本題です。
今回は最後のお渡しの工程なので、だいたいの想像はつくと思いますが。
ジュエリーが完成しましたら私の目で細かく最終のチェックをさせて頂きます。
そして、お客様に直接お渡ししに行かせて頂きます。
もちろん専用のジュエリーボックスに入れて大事にお客様の元までお渡ししにまいります。
アフターサービスについて書かせて頂きます。
ジュエリーを売ってそれで終わり。という会社には絶対になりたくないので、アフターサービス・アフターケアには力を入れています。
買った後でも気軽に声をかけて頂ければ、ジュエリーに関する色んな悩みや相談に乗らせて頂きます。
・ジュエリーの磨きなおし・・・・無料
・サイズアップ/ダウン・・・・・無料
・取れてしまった石留め・・・・・無料
・変形したリングのお直し・・・・無料
・剥げてしまったWGのお直し・・・無料
*WG=ホワイトゴールド
日頃からジュエリーを付けている方なら分かると思いますが、どれだけ気を使っていても傷が付いてしまいますね。
傷が付いてしまうと見栄えも良くないですし、傷の部分に汚れが入り汚れやすくもなります。
そのような傷も、連絡していただければ無料で新品の輝きにお直しさせて頂きます。
買った頃は瘦せていたけど少し指が太くなってしまった。
昔はふくよかだったけどダイエットして指が細くなった。
このようなことは誰にでもあることです。
誰にでも起こりうる些細なことで大切なジュエリーが付けられなくなるのは悲しすぎます。
だから、Blue Net Jewelryではサイズアップ/ダウンも無料で行わせていただきます。
気に入ってよく付けるジュエリーほど、傷が付きすり減ってしまいます。
見た目にはそれほど変化が無く感じますが、すり減ってしまっているリングをよく目にします。
石を留めている爪(プロング)の部分がすり減ると石が取れてしまうということがまれにあります。
取れた石を持って来ていただければ無料で付け直しさせて頂きます。
石を失くしてしまっても、可能な限りお安く同じサイズの石を調達してお付けいたしますのでお気軽にご連絡ください。
変形してしまったリングをお持ちになるお客様もよくおられます。
特に多いのはマリッジリングですね。
プラチナという素材はゴールドと比べても柔らかいですし、マリッジは細めで毎日付けているから大きな負荷がかかると変形してしまうことがあるんです。
そのような場合もお預かりさせて頂いて無料で新品同様に直させて頂きます。
WG(ホワイトゴールド)という素材はK18という素材を造る過程で、K24(純金)にパラジウムを混ぜたものです。
プラチナよりも明るい薄黄色をしているので、黄色味を消すためにロジウムメッキをしてあります。
見た目はプラチナとほとんど変わりがないですが、磨きすぎたりしてロジウムメッキが剥げて黄色っぽくなることがあります。
そのような場合も無料でお直しさせて頂きます。
長くなりましたが、Blue Net Jewelryではアフターケアは万全です。
皆さん安心してお買い上げください。
これで4話に渡って書いてきた、Blue Net Jewelryでジュエリーを注文してお手元に届くまでの流れも完結となります。
長文を最後まで読んでいただきありがとうございます。
ジュエリーをオーダーで造るのは少し勇気がいるかもしれませんが、一歩足を踏み出してBlue Net Jewelryに任せてください。
「人生を変えるような素晴らしいジュエリー」にきっと出会えます。
いつでも連絡お待ちしております。
それではお休みなさい。
オーダーメイドでジュエリーがお手元に届くまで。Part3
こんにちは。
今日も引き続きBlue Net Jewelryでジュエリーを作製した時の流れを書いていきたいと思います。
前回は
1.ヒアリング
2.デザインの提案と決定
3.ジュエリー作製
4.完成、お渡し
の、1.ヒアリングと2.デザインの提案と決定を説明させて頂きました。
今回は3.ジュエリー作製の説明です。
ようやく「3Dのデザイン」だったジュエリーが実際に「カタチ」になるんですね。
お客様はデザインの決定の決断を下していただければ、あとは出来上がりを待つのみです。
いろいろ悩んで考え抜いてデザインを決めたからこそ、この出来上がりを待つ時間は長く感じることでしょう。
デザインを考えている時間も含め、ジュエリーが出来上がるまでの時間が長ければ長いほど手にした喜びは大きいですし、悩めば悩むほど完成して身に着けたときの達成感や高揚感は大きいです。
だから、私もお客様と同じ視点で悩み、お客様の想いを全力でジュエリーに吹き込みます。
デザインが決定したらまず、工房に連絡をします。
神戸・三ノ宮にある工房と連絡を密に取り合い、完成しお渡しできるまで私も責任を持ってジュエリー製作に携わります。
ここで工房の紹介を少しさせて頂きます。
神戸の工房には20代の頃からアメリカのジュエリースクールへ留学し、各コースを優秀な成績で修了した職人たちが在籍しています。
気さくで面白くて、思ったことははっきり言う。この工房の方たち、僕は個人的に大好きです。
この工房の職人さんたち、アメリカで長年暮らしていただけあって感情が豊かなんですね。
出来上がったジュエリーには、この工房の職人さんの気持ちや熱い心が少なからず入っているんだろうなと感じています。
素敵なジュエリーが完成する裏側には、そのジュエリーに携わった色んな方がご依頼者様のことを思い心を込めて作るという共通理念が必ず必要になってくると思います。
このようにBlue Net Jewelryでは経験豊かな熟練の職人達が、お客様の大切なジュエリーを丹念に一つひとつ製作しています。
工房の説明が長くなりましたが、ジュエリー作製の続きです。
その工房で、パソコン上で3Dだったジュエリーを3Dプリンターで立体出力し、鋳造、仕上という流れで作り上げていきます。
以前書かせていただいた、友人のエンゲージ&マリッジリングの3D原型が出来上がったので載せておきます。
このように3Dプリンターで初めはプラスチックの原型ができます。
不思議な色をしているからまだまだジュエリーには程遠い感じですね。
次にこの原型をキャスティング(鋳造)していきます。
この工程は長くて、文字で書くとなかなか伝わりにくいので、簡単にまとめさせていただくと、「先ほどのプラスチック原型と同じカタチの鋳型(いがた)に、溶解した地金(プラチナや金など)を流し込み、ジュエリーを形作るということです。」
この工程が終わると、あとは手作業です。
工房の職人さんの腕の見せ所!
3Dで技術が進歩して機械的になっても、最後の仕上げは人間の手です。
職人さんがメレダイヤ一つ一つ丁寧に乗せて、たがねで爪を倒していきます。
根気のいる細かい作業で、見ているこっちも力が入ってしまいますが、さすがはこの道の長い職人さん。難なく注文通りのお仕事をやり遂げてくれます。
本当に信頼のおける工房の職人さんたちです。
そして、石が留まったら丹念に磨き上げてジュエリーに仕上げていきます。
全ての製作行程が終了後、最終検品。
仕上がりなど一点一点細かく厳密にチェックしていきます。
このように長い工程を経て、想いのこもったジュエリーがカタチになりました。
思ったより色んな工程があるんだなと思った方も多かったと思います。
これでも昔と比べると短くなったほうです。
昔と変化しているところは、「CADの技術が確立されたこと」でしょう。
CADを使えば、手作りでは表現が難しかった加工を精密かつ正確に加工でき、製作にかかる時間とコストを大幅に抑えることができる。
このCADを使ったジュエリー作製がBlue Net Jewelryの最大の強みです。
ジュエリー作製はここまでで、完成&お渡しは次回に書かせていただきます。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
ではまた明日(^^)/
オーダーメイドでジュエリーがお手元に届くまで。Part2
こんばんは。
前回に引き続き、Blue Net Jewelryでジュエリーを作製する流れを書いていきたいと思います。
前回は
1.ヒアリング
2.デザインの提案と決定
3.ジュエリー作製
4.完成、お渡し
の、1.ヒアリングの説明をさせて頂きました。
いろいろな話を聞きがらお客様の不安を取り除き、お客様のご希望通りのジュエリーをデザインする第一歩になるのがヒヤリングでしたね。
2.デザインの提案と決定
ヒアリングで大まかなデザインをお聞きした後に一度そのデザインを持ち帰り、3Dで形にしていきます。
その時に使うのが3designというCADのソフトです。
このソフトが画期的で、いともたやすくジュエリーを細部までデザインしていくことを可能にしてくれます。
CADという言葉、聞きなれない方も多いと思うので説明すると、CADというのは「コンピューターを使って設計・デザインすること。」を指します。
つまり、パソコンを使って3D(立体)でジュエリーの製図をするということです。
3designという名前の通り「3Dでジュエリーが出来上がっていきます。」
だから「この部分をもう少し華奢にしてほしい」とか、「ここに小さいダイヤを入れてほしい」とか、何でもご要望に応えられるんです。
消しゴムで消して直さないといけない手書きのデッサンとは違い、その場で微調整が出来るのが3designの強みですね。
スピード感を出すことでコストも抑えられますから低価格が可能です。
一例ですが時間をかけるとこんな素敵なジュエリーを造ることが出来ます。
(3designのホームページより引用)
写真のように鮮やかで立体的ですが、これが3designで造られた3Dの画像です。
僕も初めに見たときは完成品の写真かと思うほどでした。
このようにヒアリングの内容を反映したデザインのジュエリーを3パターンほどこちらで考えて、お客様にご提案致します。
その候補のジュエリーの中から気に入ったものを指定していただき、更に細かく希望を聞いてよりお好みに合ったジュエリーを造っていきます。
この提案と確認の工程をを3~4度繰り返します。
そして最終決定で納得していただくことが出来ましたら、とうとうジュエリー製作の段階に入ります。
説明ばっかりでちょっとややこしくなってきたかと思うので、お客様に動いていただく流れを順を追って書いてみましょう。
1.ヒヤリングでご希望のデザインの大まかな雰囲気をお聞かせください。
↓
2.ご希望に沿った3パターンのデザインをご提案しますのでその中から1つに絞り、更に細かい要望をぶつけてください。
↓
3.細かい要望を反映し、微調整したデザインをお見せ致します。その上でまだ納得いかないポイントを伝えてください。
↓
4.最終のデザインを造って訪問させて頂きます。ここでGOサインが出たらジュエリー作製の連絡を神戸の熟練した腕を持つ工房に伝えます。
ここまでがお客様が私とやり取りをして決定していく事柄です。
デザインの提案までは無料で行いますので、料金がかかってくるのはここから先です。
なので、何も気にせずに気軽にお申し付けください。
なんてったって、お金がかかってくるのは「デザインをお願いするとき」じゃなくて「最終決定をするとき」なんですから!
無料だからといって手を抜いたり適当になったりすることは絶対に致しません。
お客様がジュエリーを手にして喜ぶ顔を見るためならいくらでも頑張ります!!
ちょっとうさんくさく映ったかもですが、そのくらいの気持ちでお客様第一でやらせて頂きます。
ちょっと長くなりましたので、今日はここで。
また後日、ジュエリー作製と完成の項目について書きますね。
朝晩冷えるので風邪には気を付けて。
おやすみなさい。
オーダーメイドでジュエリーがお手元に届くまで。Part1
お久しぶりです。
11月に入って怒涛のように忙しくてなかなか更新できませんでした(;^ω^)
友人の結婚式に名古屋に行ったり、下鴨神社行ったりドタバタでした。
結婚式と下鴨神社はまた次の回に書きます。
今日は僕の会社のBlue Net Jewelryでジュエリーを造ったときにどのような流れでお客様の手元に届くのかというのを細かく書いていきたいと思います。
会社の名前ですが「ネットを介して高品質で低価格のジュエリーをたくさんのお客様に届けたい」という思いで付けました。
Blueの部分は僕の名前の「青柳」から拝借です。笑
まずこの会社は何をしている会社かというと、オーダーメイドでジュエリーを造り、販売している会社です。
「オーダーメイド」は値段が高くて敷居が高いイメージがあるかもしれませんが、うちの会社はむしろ逆です。
「ジュエリーショップで買うより安かったね」と言ってもらえると思います。
その理由については、以前書かせていただいた「ロープライスでハイクオリティーが可能な理由 Part1&Part2」をお読みください。
まずお客様のお手元にジュエリーが届くまで、大きく分けて下記の4つの流れに分けて説明していきたいと思います。
1.ヒアリング
2.デザインの提案と決定
3.ジュエリー作製
4.完成、お渡し
もしお客様が関西の方ですと、この4つの工程の間に4回ほどお客様のもとへ会いに行かせて頂きます。
関西圏以外の遠方のお客様ですと、電話とメールで進めていきます。
1.ヒアリング
お客様とお話をし、
・どのようなデザインのジュエリーを造りたいか。
・ご予算はいくらくらいなのか。
・「ジュエリーへの想い」もお聞かせください。
このようにいろいろな会話をしながらお客様の不安を取り除き、お客様のご希望通りのジュエリーをデザインする第一歩になるのがヒヤリングです。
お客様のジュエリーへの想いはそれぞれだと思います。
・緊張と期待の入り交ざったプロポーズ、ビシッと決めて記念すべき日に最高の贈り物を送りたい。
・祖母や母から頂いたリングの石を受け継ぎ、最新のデザインのリングとして新しい命を吹き込みたい。
・彼女や奥様に日頃の感謝の気持ちを込めて特別なジュエリーを送りたい。
・結婚を控えた娘に今まで一緒に過ごした日々を思い、喜んでもらえるジュエリーを造ってあげたい。
・頑張った自分へのご褒美に自分の思い描いた通りのジュエリーが欲しい。
ジュエリーを求める想いは人それぞれですよね。
ジュエリーには人の気持ちが宿ると言われています。
その気持ちを存分にジュエリーに伝えるため、ヒアリングに重きを置きじっくりと話し合いデザインに取り掛かっていくのがBlue Net Jewelryのスタイルです!!
そして次の「デザインの提案と決定」ですが、また明日のブログで書いていきたいと思います。
たくさんの人にジュエリーで笑顔を届けられるよう、明日も頑張ります。
ではお休みなさい。